千葉産業スタッフBlog

千葉産業の社員が日々の出来事をつづります。

だれの差し金

当社の在庫品のひとつに「差し金」があります。
金属でできた直角に曲がった定規で、代表的な大工道具として
なじみのある方もいるかもしれません。
私はこの差し金、入社して初めて手にしました。

手にしてみて、ふと疑問に思ったことがありました。
よく時代劇などで

「てめぇ!誰の差し金だ!」

なんてセリフがありますが、あの差し金って
この差し金のことなんだろうか?


困ったときにはGoogle先生に聞くに限ります(便利な世の中です)。


いろいろ調べてみると、やはりセリフの「差し金」は、
道具の「差し金」という説がありました(諸説ありますが)。
ではなぜ、敵を問い詰める場面で、差し金の所有者を聞くのでしょう。

それは、責任の所在を詰問しているのだそうです。

「誰の差し金か」

というセリフは、その昔

「この寸法を測ったのは、誰か?」

という意味だったと言うのです。

工事現場で、材料がそろい、加工も済んで、いざ組み上げるときに
どうも上手いこといかない。サイズが違う。測りちがえてないか?
というときに

「誰の差し金だ(誰が測ったんだ)!」

と使ったんだそう。

そこから転じて、ドラマなどで使う
誰の魂胆かを問うセリフになったとか。


言葉って、なんとも奥が深いものですね。


さて、いざ現場で「誰の差し金だ!」となった場合には
当社にご相談ください。必要な材料をすぐにお届けして
測り違いをカバーできるかも?知れません。

 

販売促進課 奈良井