サグラダ・ファミリア
朝、多くの人や車が市原の工業地帯に
吸い込まれていきます。
職人さんや作業車両や、部材を積んだトラックや、その他諸々。
この人たちは今日もきっと何かを造るんですね。
なかには、ちょっと失敗して壊す人もいるかもしれないけれど
基本、何かを造りにでかけている。
モノを生み出す方もいれば
モノを生み出す設備を作る人もいます。
「新しいタービン造ってんだよね、千葉の方で。
電気足んないからさ」
スタッフのIさんが言ってたっけ。
京葉コンビナートの歴史は知らないけれど
この施設はきっと、いつまでも完成しないのでしょう。
常に進化している、まるで生き物みたいに。
スペインはバルセロナに「サグラダ・ファミリア」という教会があって、建築家ガウディさんの作品として超有名です。
と同時に、着工から100年過ぎてもなお作ってる建物としても知られてます。
そうなんです、まだ完成していない。
あんまり工期がかかるので、古いところを修復しながら作っているとか。
凄いです。でも京葉コンビナートも同じようなもの。
古い施設をメンテしながら、新しい設備を造ってる。
いつの日かサグラダ・ファミリアのように
世界文化遺産に登録されたりして。
販売促進課 奈良井