職人技
ナットの数を数えるのが苦手で
よく途中でわからなくなります。
あれ、いま50だっけ、55か?
単純作業をしていると、ついつい
余計なことを考えてしまうのです。
それで肝心要の数がわからなくなる。
で、ご破算で願いましては―。
と、やり直しです。
そんなナット数えにも職人技があることを
最近知りました。
ベテランのI係長。
彼はナットを、がばっ!と手にひと掴みしただけで
その数が判るんだそう。
「あ、13個だ」とか「はい、8個」とか。
凄い。流石です。
いったいどれだけのナットを握れば
キャッチアンドリリースすれば
その境地にたどり着けるのでしょう。
いや、ただ漫然とナットを掴んでいれば
辿りつけるというものではない気がします。
テッテイテキに時間を短縮しようとする意識が
生み出した技なんでしょう(たぶん)。
ほかのベテラン社員からも
「あれはすごい」と太鼓判の技。
I係長以外にも、もしかしたらまだまだ
眠っているかも。
いろいろとリサーチしてみようと思います。
販売促進課 奈良井