千葉産業スタッフBlog

千葉産業の社員が日々の出来事をつづります。

素材とカタチ

S課長の机の上に置いてある

ちいさなポンプが気になっております。

お客様からの預かり品でしょう

使い込まれた真鍮製のポンプ。

 

真鍮、いいですね。

金属なのにすこし柔らかい感じがして。

 

昔のカメラには良く使われていて

使い込むとペイントが剥げて

真鍮の下地がのぞいたりして

なかなか味がありました。

 

この真鍮独特の肌触りが良くて

用もないのについつい手にしてしまいます。

 

 

お隣のTさんの机には、ステンレスのソケットが

置いてあります。手のひらサイズ。

これもしばらく置いてあるので、

ペーパーウェイトとして利用させて頂いております。

 

ステンレスのもつ清廉さも、これまた良いですね。

真鍮のたおやかさとはまた違う風合い。

こちらも手にするたびに、ちょっと嬉しくなります。

 

 

倉庫には、このほかにも色々な金属があり

それぞれ、見た目や風格が違います。

まるで人間みたいです。

 

ひともS25Cみたいに硬いのもいれば

銅みたいに柔らかいのもいて

それぞれが適材適所でうまく働いている。

 

カタチもそうで、エルボみたいな方もいれば

レジューサーみたいに、径違いの人を取り持つ方もいます。

パイプみたいに曲がったことが嫌いな方もある。

 

当社も新人さんが入社して賑やかになりました。 

それぞれのもつ素材や、カタチをいかして

情報だとか知識だとか人情だとか諸々を

うまく伝えあってほしいな、と思います。

 

 

販売促進課 奈良井