千葉産業スタッフBlog

千葉産業の社員が日々の出来事をつづります。

机からカプラ

入社以来、机の引き出しにずっと

小さなカプラがありました。

樹脂製のエルボ型のものが一個。

 

当社の在庫品ではないので、おそらく

前任者のものなんでしょう。

今はもういない方なので、詳細を聞けず

かといって処分もできず

そのまま1年半が過ぎておりました。

 

そんなある日のこと、来店されたお客様から

こんな問合せが。

 

「あのさ、この機械のここについてる

 カプラをね、エルボのやつに換えたいんだよ。

 エルボだとさ、便利なんだわ。

 金具じゃなくて、プラスチックみたいなやつ。

 知んないかなあ、おたくンとこで前、

 買ったことあんだよね」

 

あ、もしかして。

 

と引き出しから取り出した謎のカプラをお見せすると

 

「ああ、これこれ、これだよ。サイズもこれ。在庫あんの?」

 

 

という具合に、とんとん拍子に商品の選定ができたのでした。

 

うーん、こんなこともあるんですね。

 

こういうの、ことわざでなんていうのか。

棚から牡丹餅?

塞翁が馬?

瓢箪から駒?

 

どれもピンとこない、机からカプラの噺でした。

 

BTS推進室

奈良井