伝える順番
お客様から注文の電話が入ります。
「あのー、注文なんですけど。インチのねー…。」
お、やはり。
と思いつつ、ご注文内容を聞き漏らさない用に
メモを取ります。
「…なんだけど、あるかな、在庫」
「はい、えー、材質はどうなさいます?」
「えっと、あー、シロでいいです、シロ」
「―でしたら、ございますね」
お客様からのご注文の電話、ほとんどの場合
最初にサイズを言われます。
次いでモノのカタチ。
材質はこちらから伺わないと
指定して頂けないこともあります。
現場を知らない私がそこから思うのは
・サイズが、とにかく大事
・カタチも、もちろん大事
・材質は、いわずとも分かってよ。
ということ。
ごめんなさい、でも、その現場を
存じ上げないので、やはり伺わない訳には。
で、そのものを表記するときの順番はというと
「白(FCMB) 90°エルボ 25A」
なんて感じで、逆になる。
現場と事務屋との価値観って
意外とそういうものなのかもなー
と思いつつ、今日も慎重に伝票を起こすのでありました。
販売促進課 奈良井